Linux でスキャナを使うには、SANE を使うと簡単らしい。早速試してみる。
Debian では次のようにインストールする。
sudo apt-get install sane sane-utils xsane
ここでは、GUI のフロントエンド xsane も一緒にインストールしておいた。
まず、スキャナを認識させる。
sudo sane-find-scanner
すると、
(略)
found USB scanner (vendor=0x04b8 [EPSON], product=0x010b [GT-7700]) at libusb:001:006
(略)
のようにスキャナを特定してくれる。
一般ユーザが使えるようにするため、デバイスファイルのパーミッションを変更する。
sudo chmod 666 /dev/bus/usb/001/006
sudo chmod 666 /proc/bus/usb/001/006
使用可能なスキャナを確認してみる。
scanimage -L
使用可能なスキャナのリストが表示されればよい。
イメージのスキャンには scanimage を使う。画像ファイルへの変換は convert (ImageMagic) が便利だ。
scanimage --resolution 300 --mode Color | convert - output.png
GUI のフロントエンド xsane を使えばより簡単に操作できるだろう。