玄箱PRO にシリアルコンソールを接続

玄箱PRO (debian 化済み) を Flash boot にしたくて u-boot 設定をシリアルコンソールなしで変更しようとしたが、失敗して起動できなくなった。そこで、シリアルコンソール接続キット (SCON-KIT/PRO) を購入した。併せて、ハンダこてとハンダも購入した。

ここの写真を参考にして 4 ピンコネクタの向きを確かめて、ハンダ付けする。久しぶりのハンダ付けなのでうまくいくか心配だったが、うまくいったようで、一発でシリアル接続に成功した。

次に u-boot 設定を再設定する。まず、ケーブルを Windows マシンに繋ぐ。そして、デバイスマネージャでポートの番号を確認する。ターミナルソフトは Tera Term Pro を用いた。

玄箱PRO の電源を入れると、起動ログがターミナルに出力される。
[sourcecode language=shell]
Hit any key to stop autoboot:
[/sourcecode]
が 2 回目に表示されたときにキーを押す。もし、1 回目でキーを押すと、玄箱の赤色 LED が点滅してビープがうるさく鳴りだす。こうなったら、電源ボタンの長押しで電源を切る。

うまくいくと、プロンプトが出力されるので、
[sourcecode language=shell]
setenv bootargs_root root=/dev/mtdblock2 rw panic=5
setenv bootcmd ‘nboot $(default_kernel_addr) 0 $(nand_uImage_offset);bootm $(default_kernel_addr)’
setenv nand_boot yes
setenv bootargs $(bootargs_base) $(bootargs_root) $(buffalo_ver)
saveenv
boot
[/sourcecode]
と入力する。タイプミスに注意。(実は、数回失敗してやり直した。)

うまくいくと、ログインプロンプトが表示される。このとき、あのサングラス男の AA を拝むこともできる。

最後に、telnet でログインできることを確認。無事に Flash boot に戻すことができた。

参考にさせて頂いたサイト
http://kurobox.jp/kuroweb/?p=92
http://tinstoy.jugem.jp/?eid=19